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冷食エコノミーの熱気 メーカー・外食開発競争|第44回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年10月04日

【本日のINDEX】
01:50|1.一面記事|熱闘 冷食エコノミー スーパーで主役級の存在感 メーカー・外食開発競争
13:05|2.注目記事|「地球の裏側で起きていることに左右される経営はしたくない」自立した経営を段階的に進める
20:00|3.新規ビジネス|ご近所でしか働けない高齢者へ「旅行-労働=少し稼いで楽しむ」ビジネスモデル

<本日の前説|YouTube>
おはようございます、今朝も8時からYouTubeで生配信をしました。

今回で44回目になります。きょうも配信1分前まで原稿作りでバタバタしておりましたが、朝起きて配信が終了するまでの、この緊張感がなんだか癖になります。

さて、きょうの日経MJの一面は「冷凍食品」についてです。タイトルの「冷食エコノミー」というコピーはなかなか秀逸ですね!

このコロナ禍で買い物スタイルが変わり、食生活にも変化が見られるようになりました。

凸版印刷の調査によるとスーパーに「ほぼ毎日」買い物に行く人の割合がコロナ前は21.7%だったのがコロナ下では12.3%とほぼ半減したようです。

・・・言われてみれば、昨日スーパーへ食材の買い出しに行った時、一人一人の買い物金額が1万円、2万円という人がいてびっくりしましたが、週末にまとめて買う傾向が強くなっているのですね。

密を避けるだけでなく、忙しいですからね。

それを反映して、冷食の商品ラインナップも豊富になっています。冷食=お弁当のおかずのイメージがありましたが、今や夕食のメインを張る商品だったり、宅飲みのお供だったり、幅広いです。

また、家庭用冷凍庫も売れているそうです。ビックカメラは専用の売り場も設けたほど。

そんな情報をもとに、将来こんな冷蔵庫も登場するのでは? というアイデアも最後に紹介しております。

次は、個人的に注目した記事です。
今回は、ある牧場の経営者の言葉に感銘を受けました。

「地球の裏側で起きていることに左右される経営はしたくない」

日本の牧場の多くはエサをアメリカなど海外からの輸入に頼っています。そのため、飼料の価格に左右されない経営をめざすために放牧を選択しました。

現在、日本の牧場は規模拡大の傾向が強く、小規模の酪農はより厳しい環境を強いられていますが、個人的にはこの自立した経営を応援したいです。

この発想は牧場だけでなく、製造業でもいえます。受注して生産するビジネスモデルは効率的で一見リスクが小さそうに思えますが、実際は世の中の情勢を多大に受け、一瞬にして経営危機に陥る可能性もあります。

そのため、段階的にも自立した経営を目指すべきと考えています。

それには、考える企業であるべき。独自の商品を生み出し、市場に投入して肌でビジネスを体感することが必要です。

最後は、新規ビジネスの5分プレゼンです。

今回のテーマは「高齢者の労働力」です。総務省の発表によると働く高齢者は4人に1人になり、65歳以上の就業者907万人と17年連続で伸びています。しかし、その8割近くがパート・アルバイトなどの非正規雇用です。

非正規雇用の是非については今回のテーマではありませんが、パート・アルバイトが多いということはほぼ近所で働いている人ばかりということになります。

私の両親もそうですが、今の高齢者は本当に元気です。よく働きますし、活動的です。

そのため、この労働力をご近所にとどめておくのはもったいない!

そこで、「旅行-労働=少し稼いで楽しむ」ビジネスモデル

たまには景色のいい農場で働いてみませんか?

▼冷食エコノミーの熱気 メーカー・外食開発競争|第44回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年10月04日

小島章裕

小島章裕

社会人1年目から通販会社の苦情係として1日200件以上の苦情対応を経験。その後転職し、広告会社に入社、企画部へ。ひたすら企画書を作成し、プレゼン(コンペ)、新規顧客の獲得の日々を3年続ける。この時、「企画料」は値引き対象になることに疑問を抱き、「企画専業」会社で起業する。創業(2001年)から一貫して「企画で飯を食う」「手数料・マージン商売はしない」「自社にしかできない仕事しか受けない」をポリシーに新しい価値を生み出す企業として現在に至る。新サービス・新規事業を企画立案し、立ち上げ、販促(集客)、収益化を得意とする。2003年から1日1企画のメルマガ 「企画生ノート」を平日日刊で続け、現在も継続中。20業種以上の企業と新規事業、新商品開発、販売促進などの企画立案に携わり、自らも新規事業を立ち上げ、成功も失敗も繰り返した経験を持つ。上場企業から中小企業、経済団体など講演・セミナー回数も500回を超え、ワークショップ中心の飽きさせないセミナーには定評がある。

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