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209_「移動時間」に革命? 超高速船が変える地方の未来とビジネスチャンス

ウィッテムのエリーです!

アイデアの破壊力で今を変える!「みんなの企画部」!

経営者の皆さん、新規事業のタネ、探していますか?

この番組は、あなたのビジネスをもっと面白くするヒントをお届けする情報番組です。

今日もよろしくお願いします!

さて、今日のテーマは、地方と地方を結ぶ新しい交通手段、「超高速船」の計画から、私たち経営者が新規事業を開発する上で役立つヒントを探っていきましょう。

先日、新聞でとても興味深い記事を見つけました。

大分県の国東半島、沖縄県の久米島などを結ぶ、超高速船の就航計画が進んでいるそうなんです。

これはTAPSという会社が計画していて、「トリマラン」という、ちょっと珍しい三つの胴体を持つ船を使うそうです。

驚くのはそのスピード。なんと時速65キロ以上! 定員は約100人とのことです。

これが実現すると、今までのフェリーに比べて、移動時間がぐーんと短縮されるんですね。

記事によれば、「日帰りも可能な、程よい時間・料金設定」を目指しているそうで、手軽に島々を訪れることができるようになりそうです。

まさに、観光客を呼び込んで、地域を元気にする起爆剤として期待されているわけです。

離島へのアクセスが、もっと身近になるかもしれませんね。

ただ、新しい挑戦には課題もつきものです。

この記事からも、事業を進める上での大切なポイント、そして乗り越えるべき壁が見えてきます。

まず、一番大きな課題として挙げられているのが「採算性」です。

高速船は、どうしても燃料費やメンテナンスにお金がかかります。

過去にも同じような高速船事業で、残念ながら採算が合わずに撤退した例もあるようです。

ですから、安定してお客さんに利用してもらい、きちんと利益を出せるビジネスモデルを作れるかが、成功の鍵となりそうです。

次に考えられるのは、既存の交通手段、つまり飛行機やフェリーとの「競争」ですね。

速いだけではなく、料金、快適さ、港へのアクセスなど、総合的な魅力でお客さんに選んでもらう必要があります。

特に飛行機と比べる場合、空港までの移動時間なども含めたトータルの利便性で、どうアピールするかが重要になってきそうです。

そして、忘れてはいけないのが、海の上ならではの「天候の問題」です。

台風や波が高い日には、どうしても船は運航できなくなります。

安定してスケジュール通りに運航できるかどうかも、お客さんの信頼を得るためには大切な要素です。

さて、経営者の皆さん。

この超高速船のニュースから、私たちの新規事業開発に活かせるヒントを3つ、まとめてみました。

一つ目は、「お客さんにとっての価値をはっきりさせること」です。

この高速船は、「速さ」と「手軽さ」で、今までの「時間がかかる」「ちょっと敷居が高い」という問題を解決しようとしています。

皆さんの新しい事業も、「誰の」「どんな困りごと」を、「他の何よりも」「どう上手く解決できるのか」を、具体的にお客さんに伝えられるかが重要ですね。

二つ目は、「まだ満たされていないニーズを見つけ出すこと」です。

「日帰り観光」という新しい旅のスタイルを提案することで、今までなかった需要を生み出そうとしています。

今ある市場だけでなく、新しい技術やアイデアによって「こんなの欲しかった!」と思ってもらえるような、隠れたニーズを見つけ出すことが、新しいビジネスチャンスに繋がります。

三つ目は、「事業のリアルな側面、リスクもしっかり見ること」です。

地域を元気にしたい、という熱い想いはとても大切ですが、同時に、きちんと利益を出し続けられるか、どんなリスクが潜んでいるかを、冷静に分析することも必要です。

この高速船の計画も、採算性を大きな課題として捉えています。夢を描くと同時に、それを支える現実的な計画があってこそ、事業は成功に近づきます。

さあ、ここで皆さんの「企画部」のスイッチをオンにする時間です!

この超高速船の記事をヒントに、新しい事業アイデアを考えてみませんか?

3つの質問を投げかけますね。

質問1です。

この高速船が運んでくる新しい観光客。彼らが港や目的地で「あったら嬉しい!」と思う新しいサービスや商品は何でしょうか? 地元の食材を使った特別な食事、ユニークな体験、便利な二次交通手段… 何か連携できるアイデアはありませんか?

質問2です。

記事に出てきた「高速海上輸送」の技術。観光以外にも応用できませんか? 例えば、離島へのスピーディーな物資輸送、災害時の緊急支援、あるいは毎日の通勤手段として…。違うニーズに応える使い方を考えてみましょう。

質問3です。

この高速船がもたらす「時短」や「便利さ」。この価値を、皆さんの業界や、まったく別の分野に応用するとしたら、どんな新しいビジネスが生まれるでしょうか? 「もっと速く」「もっと便利に」できることは、身の回りにたくさんありそうです。

最後に、今日の話を踏まえて、皆さんにぜひ試していただきたいアクションを一つ、お伝えします。

それは、「あなたの市場や顧客の中に、まだ満たされていないニーズや課題がないか、徹底的に探ってみる」ということです。

時間、コスト、手間、あるいは体験。どこかに「もっとこうだったら…」という声が眠っているはずです。

それを見つけ出し、この高速船のように、明確な強みを持った解決策を具体的に考えて、事業計画に落とし込んでみてください。

今日の「みんなの企画部」、いかがでしたか?

超高速船という一つのニュースからでも、新しい事業のヒントはたくさん見つけられますね。

アイデアの力で、皆さんのビジネス、そして社会を、もっともっと面白くしていきましょう!

それでは、また次回お会いしましょう!

ウィッテムのエリーでした!

小島章裕

自称「ストリートプランナー」。強みは、机上の空論ではなく、現場に深く入り込み、経営者の皆様と共に汗を流しながら事業を創り上げていく伴走型のスタイルです。顧客視点に立った独自のアイデアは、起業前に培ったお客様相談の経験から生まれました。

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