ハレの日マイスター、SNS話題（日経MJ）｜第371回小島章裕の企画生会議｜2025年4月09日

この番組は「アイデアの破壊力で『今』を変える」をテーマに、個人的に注目した記事を紹介しながら、私が考えたビジネスアイデアをプレゼンする番組です。 一つのアイデアで人生が動くことがあります。この番組を通して、事業創造の楽しさを体感していただければ企画マン冥利に尽きます。

和食チェーン木曽路が、「ハレの日」需要、特に「お食い初め」で支持を拡大している。専門知識を持つ「お食い初めマイスター」約800人を全店に配置し、質の高いサービスを提供。これがSNSで「安心して任せられる」などと好意的な口コミを呼び、広告費をかけずに集客増に成功した。個室中心の店舗形態も、子育て世帯が利用しやすいと好評だ。 さらに1歳を祝う「一升餅」でも同様のマイスター制度を導入。これらの取り組みは顧客満足度向上だけでなく、従業員のモチベーションアップや人材定着にも繋がり、同社の業績回復に貢献している。付加価値の高い体験提供が鍵となっている。