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新宿マルイ オンラインの限界補完「メルカリステーション」|第28回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年8月25日

<本日の前説|YouTube>
おはようございます。きょうは通常通り、朝8時から生配信をいたしました。前回5時半という時間帯に生配信をいたしましたが、恐ろしく再生回数が少なく、やっぱり配信時間は大事ですね。

では、早速、今朝の日経MJの一面をご紹介します。今朝は、百貨店についてです。
各社報道でも苦境の代表格として百貨店の名前が挙げられていますが、19年度比で27.2%減と過去最大の下げ幅でした。特に都市部の百貨店が深刻だそうです。逆に消費者の生活圏にある店舗は持ち堪えており、記事のタイトルにある「ハレより日常」が今の苦境を脱するポイントです。

また、松屋銀座が館内のレストランやデパ地下の専門店と連携して弁当や惣菜の宅配サービスをはじめました。21店舗70種類を揃えたそうです。この点は百貨店の強みですよね。「今まで松屋を利用してこなかった新しい顧客との接点を作っていきたい」と松屋の部長が言っております。

動画ではこの記事で思いついた+アルファのアイデアをご紹介しております。

次に個人的に注目した記事を二つご紹介いたします。
一つはぐるなびがAIカメラを使って飲食店の混雑状況を発信するサービスを始めた話題です。飲食店の店内に設置したカメラでほぼリアルタイムで混雑状況がわかる画期的なサービスで、カメラに映る人は個人が特定できないように自動加工しているから安心です。

この混雑情報を元に「席キープ」サービスをはじめたり、空いている時間帯や店舗には自動でクーポンが発行できるなど、ますます便利なサービスになりそうです。

このサービスのポイントは、店員さんの負担がない点です。ただでさえ忙しい店員さんに負担をかけては普及はしませんが、カメラを設置するだけで混雑状況が配信できたり、空いている時間帯は自動でクーポンを発行して集客できるなんて、至れり尽くせりですよね。

もう一つの注目記事は、「メルカリ」です。
メルカリが初のリアル店舗「メルカリステーション」を開設しました。21年7月現在で11店舗あるそうです。この「メルカリステーション」はメルカリ教室のほか、撮影ブースや売れた商品をそのまま投函できるメルカリポストがあるそうです。月に1000〜3000人の利用があるそうですが、私の近くにもあったら絶対に利用したい!です。

リアル店舗を開設した理由が、21年3月時点で月間利用者数が1904万人ですが、出品未経験の顧客で出品してみたい人が3610万人いるからだそうです。私もその一人で、ぜひ機会があれば出品してみたいです。

「メルカリステーション」のリピート率が20%だそうですが、その多くは撮影ブースの利用です。売れ行きに写真は重要ですから、どうせ出品するならキレイに撮りたいですから撮影ブースが使えるなら利用したいですね。また、唯一販売されているのが梱包資材だそうですが、この梱包資材が手に入るサービスも嬉しいです。

最後は、新規ビジネスの5分間プレゼンです。
ネタは、先ほど紹介した「メルカリ」です。しかも「メルカリステーション」を全国に普及させるためのアイデアです。

ぜひ、動画でご覧ください!

小島章裕

小島章裕

社会人1年目から通販会社の苦情係として1日200件以上の苦情対応を経験。その後転職し、広告会社に入社、企画部へ。ひたすら企画書を作成し、プレゼン(コンペ)、新規顧客の獲得の日々を3年続ける。この時、「企画料」は値引き対象になることに疑問を抱き、「企画専業」会社で起業する。創業(2001年)から一貫して「企画で飯を食う」「手数料・マージン商売はしない」「自社にしかできない仕事しか受けない」をポリシーに新しい価値を生み出す企業として現在に至る。新サービス・新規事業を企画立案し、立ち上げ、販促(集客)、収益化を得意とする。2003年から1日1企画のメルマガ 「企画生ノート」を平日日刊で続け、現在も継続中。20業種以上の企業と新規事業、新商品開発、販売促進などの企画立案に携わり、自らも新規事業を立ち上げ、成功も失敗も繰り返した経験を持つ。上場企業から中小企業、経済団体など講演・セミナー回数も500回を超え、ワークショップ中心の飽きさせないセミナーには定評がある。

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