【本日のINDEX】
01:05|1_一面記事|流通再編は終わらない 集約型から異業種取り込みへデジタルの大波、思考変える
08:20|2_注目記事|宝塚歌劇団のグッズ販売店「宝塚アン」レシートにタカラジェンヌの名前
12:56|3_新規ビジネス|中部の繊維商社、新機軸へ衣替え ヒーター付き服/化粧品店展開
<本日の前説|YouTube>
今朝の日経MJの一面をご紹介します。テーマは「流通再編は終わらない」です。
「流通産業の役割とはモノやサービスを誰もが享受できる経済の『民主化』であり、豊かな社会の実現だ」
流通業をとても端的に表している表現でしたので、最初にご紹介させていただきました。
再編といえば大が小を吸収する買収が多いですが、異業種を取り込むことでより多くの顧客を囲い込む戦略へ動いています。
デジタル化への設備投資は今後欠かせなくなり、それには資金が必要です。また、環境への取り組みもコストは掛かりますが、避けて通れない投資です。
記事中には消費者の変質についても書かれています。
「自分の好きなモノには出費は惜しまず、必需品は徹底的に節約する」志向が高まっている。「これがいい消費」と「これでいい消費」の二極化がより大きくなっている。
動画では、中小規模の企業が生き残るための方向性と具体的なアイデアについてお話しました。
次は、個人的に注目した記事です。これぞ、アイデアの破壊力だ!と唸らせる販促アイデアをご紹介します。
それは、宝塚歌劇団のグッズ販売店「宝塚アン」のレシートにタカラジェンヌの名前が入っているという販促です。
店舗で商品を買うとレシートに日替わりでその日誕生日のタカラジェンヌの名前を入れるというサービスです。
このサービスにより、
・レシートを撮ってSNSにあげる
・それを見てお店に来店したり、問い合わせが増える
・ごひいきのタカラジェンヌの誕生日にわざわざ来店して商品を買ってくれる
・ネット通販で買った時もレシートを要望される
などなど、コストはかからないけど、威力抜群の販促アイデアです。
このアイデアは従業員からの提案だそうですが、従業員が提案できる環境があることと、その提案を形にする店舗も素晴らしいのです。
簡単そうで、これができない店舗や企業が多いのがとても残念です。
たいそうな戦略を立てなくても、アイデア一つで売上が上がることはよくあることで、そんなアイデアは現場にこそ落ちています。
最後は、新規ビジネスのプレゼンです。今回は、繊維商社がヒーター付きジャケットを販売したという記事がネタ元です。
ジャケットにヒーターが付く商品はすでにあり、後発です。そのため、「ヒーター付き」ならこんな商品はユニークではないでしょうか?
これなら私も欲しいです。
ぜひ、動画をご覧ください。
▼宝塚歌劇団のグッズ販売店「宝塚アン」レシートにタカラジェンヌの名前|第53回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年10月25日
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