【本日のINDEX】
01:16|1_一面記事|H2O逆張り、スーパー拡大 関西スーパー子会社化、他社は撤退の鬼門「第2の柱」育成は未知数
06:57|2_注目記事|メルカリ、バイセル、オークファン「中古品売買、サービスで競う」
14:52|3_新規ビジネス|放置自転車を収益化!「クリエーターcycle」の仕組み
<本日の前説|YouTube>
今朝の日経MJの一面は、たびたび記事になっている関西スーパーをめぐる攻防。結局、H2Oの子会社化でまとまりましたが、百貨店のスーパー事業はうまくいった事例がなく、未知数だそうです。
そもそも百貨店とスーパーでは求められるスキルに違いがあり、百貨店は在庫リスクを負わないビジネスが中心だが、スーパーは基本は買い取り。
「ビジネスモデルの違いを十分に理解せず、百貨店出身者が的外れな指示を出すと現場が疲弊する」(高級スーパー元役員)
同じ小売業でも、対象顧客が違えばビジネスモデルも違うわけで、個人的にも今回の子会社化はビジネス優先ではない次元のエゴが作用したように感じました。
次に紹介する記事は、中古市場(2次流通)について各企業のサービス強化についてです。
専門紙「リサイクル通信」によりますと、20年のリユース市場規模は2兆4169億円で10年前の2倍超になったそうです。
そこで、メルカリをはじめ、バイセル、オークファン、サブスクライフ、オークネットの取り組みを紹介しました。
以前の記事でメルカリの月間利用者数は2000万人あるそうですが、残念ながら私はまだ利用したことがありません。
嫌いとか怪しいとはという理由ではなく、ただ単にきっかけがないだけ。
もし、機会がり、「廃棄物がお金になる」という体験をしたら、きっとハマるだろうと思います。
そう、また利用したことがない人は“食わず嫌い”のようなもので、「お金になる」実感ができれば利用しだすはず。
そのため、この未利用者層をどう取り込むかが、中古市場でビジネスをしている企業の重点施策になります。
もし、私が「これなら一度利用してみようかな」と考えるサービスは、よく行くホームセンターで買い物前に不用品を預け、帰り際でその査定額を教えてくれたら、継続的に利用しそうです。
最後は、同じ中古でも「自転車」についてです。放置自転車をビジネスに活用する仕組みです。
個人的にも自転車は大好きで、学生時代から20代まではロードレースや自転車旅行をしていました。かつてレースでぶいぶい言わせていた自転車はオフィスの置物になっていますが。。。
自転車の良さは、パーツごとに分解して、再び組み合わせて別の自転車を作ることができる点。塗装をしたり磨いたら、まだまだ使える自転車は放置自転車の中にもたくさんあります。
持続可能性を追求する社会になった今、自転車こそ面白い商材と期待しています。
ビジネスの仕組みについては、動画をご覧ください。
▼メルカリ、バイセル、オークファン「中古品売買、サービスで競う」|第58回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年11月05日
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