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クイック配達「分」を争うQコマース 食料品・日用品料理宅配勢も参入|第75回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年12月15日

▼クイック配達「分」を争うQコマース 食料品・日用品料理宅配勢も参入|第75回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年12月15日

【本日のINDEX】

1_一面記事|クイック配達「分」を争う 食料品・日用品料理宅配勢も参入
2_注目記事|マイボトル、素早く清潔に 象印、自動洗浄機を来年販売 職場・学校に設置
3_新規ビジネス|時間も演出も変幻自在!地下街でプロジェクションマッピング販促!

<本日の前説|YouTube>
▼今朝の日経MJの一面は、「クイック配達(Qコマース)」についてです。

ウーバーイーツを筆頭に料理宅配が身近なサービスになりました。街の中には、四角いバッグを背に颯爽と自転車で掛けていく人も増えています。

新規参入企業も増えており、各社さまざまなサービスを始めています。パンダマートは30分で届けることをうたうサービスをはじめました。

30分で届けられるエリアしかサービスが表示されないので、これなら利用者を裏切らないですよね。

しかし、これら新勢力に受けてたつのはコンビニです。セブンイレブンは25年度までに全国2万店配達サービスを広げるそうです。ローソンもウーバーイーツと組み、サービスを展開します。

ここで重要になってくるのが配達を担う「ギグワーカー」の存在。「ギグワーカー」なくしてQコマースは成り立ちません。

「ギグワーカー」が安定して稼げる環境づくりが今後重要になってきます。

     *     *     *

▼次は個人的に注目した記事です。今回は象印が始めた新商品開発に注目です。

象印マホービンがステンレスボトルを清潔に保つための自動洗浄機を2022年中に発売すると発表しました。

そのための実証実験を大学などで始めています。

象印が開発している点が注目ですね!

家で洗い物をよくしますが、息子たちのボトルや妻のボトルを洗うのは結構手間がかかります。ボトルの中を洗い、蓋からパッキンを外してそれぞれ洗います。個数が増えるほど、手間がかかります。

ステンレスボトルでお茶やコーヒーを持ち歩くことで節約になるだけでなく、ペットボトルをはじめゴミが減るとなおいいですね。

そんな実験も併せて行うそうで、実験結果が楽しみです。

もし、自動洗浄機が普及して、ステンレスボトルの利用者が増えたら、会社内や大学構内に設置されている自動販売機にも影響が及ぶ可能性がありますね。

     *     *     *

▼最後は、新規ビジネスの3分プレゼンです。今回のネタは「地下街」の販促です。

食品スーパー各社が自然派や高品質をうたう商品をそろえた店舗を駅ナカに相次いで出店しています。背景には、都市部には独身者や共働き世帯、働く女性が増え、少人数で暮らす消費者が多く、また郊外の出店余地が少ないこともあります。

そこで、今回は制約の多い地下街で販促する方法をプレゼンしました。

個人的にも毎日地下街を通って通勤しているため、実体験もおおいに反映しております。

ぜひ、動画をご覧ください。

小島章裕

小島章裕

社会人1年目から通販会社の苦情係として1日200件以上の苦情対応を経験。その後転職し、広告会社に入社、企画部へ。ひたすら企画書を作成し、プレゼン(コンペ)、新規顧客の獲得の日々を3年続ける。この時、「企画料」は値引き対象になることに疑問を抱き、「企画専業」会社で起業する。創業(2001年)から一貫して「企画で飯を食う」「手数料・マージン商売はしない」「自社にしかできない仕事しか受けない」をポリシーに新しい価値を生み出す企業として現在に至る。新サービス・新規事業を企画立案し、立ち上げ、販促(集客)、収益化を得意とする。2003年から1日1企画のメルマガ 「企画生ノート」を平日日刊で続け、現在も継続中。20業種以上の企業と新規事業、新商品開発、販売促進などの企画立案に携わり、自らも新規事業を立ち上げ、成功も失敗も繰り返した経験を持つ。上場企業から中小企業、経済団体など講演・セミナー回数も500回を超え、ワークショップ中心の飽きさせないセミナーには定評がある。

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