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日本コカ・コーラ 飲料業界の巨人は SDGsの巨人へ|第20回 今朝に日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年8月6日

<本日の前説|YouTube>

おはようございます。きょうも朝8時から「今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた」を生配信いたしました。この生配信は、日経MJが発行される月、水、金曜日に行なっております。

本日の日経MJのトップ記事は、コカ・コーラがSDGsへの取り組みを強めているという話題です。世界的に環境や社会にどう向き合うかがブランドの価値を左右する時代になりました。業界のトップ企業が率先して取り組めば競合他社の対応も早くなると期待できます。

記事の中で特に注目した点は、「サステナビリティは競争ではない。他社にもインスピレーションを与えて、協働でサステナビリティを社会に根付かせていくのが役割」です。飲料業界は消費者の日常生活にもっとも近い存在であるため、社会へのインパクトも大きくなります。

個人的にコカ・コーラに期待しているのは、「コークオン」というスマホアプリです。ヘビーユーザーとして、もっともっと活用する方法はあるはずです。

次に注目した記事を二つご紹介します。その一つは、wowowの取り組みです。コロナ禍でスポーツを取り巻く環境が激しく変わってきている中、スポーツ観戦と交流の二刀流に力を入れています。

オリンピックを始め、W杯など、大規模イベントが行われると加入者が増えるが、終わると解約が目立つという現状を打破しようと新しい観戦方法を提案し、有料サービスの維持・拡大につなげる取り組みを紹介しています。

記事の中で注目した点は、ミクシィが競輪のオンライン観戦ができるサービスを提供していますが、このサービスの中で複数人でレース結果を予想して遊ぶ機能があり、「個人より複数で遊ぶ人の方が、サービス継続率は2倍以上」だそうです。ここ、重要ですね。

注目した記事のもう一つが、三越伊勢丹が「買い取り」サービスに参入する話題です。買取サービスは、すでにレッドオーシャンで競合他社がひしめく市場ですが、三越伊勢丹の勝算は、安心感や信頼感です。主要な客層である中高年女性にとって、フリマアプリやオンラインサービスには抵抗感があり、積極的には利用しません。

また、買取サービスを利用した客の9割がその日のうちにそのお店で買い物をしたそうです。このデータはサービスを展開する上で極めて重要です。

最後は、新規ビジネスのご提案です。毎回5分間でプレゼンしています。きょうのテーマはアウトドアショップです。ネット通販の普及で主力である都市型店舗の集客に限界がみえるなかで、あえて自然に囲まれた地方へ出店する企業を紹介しています。野外での商品の利用をイメージした買い物ができることが特徴だそうです。これをネタにアウトドアショップの新規ビジネスについて考えてみました。

ぜひぜひ、ご覧ください!

小島章裕

小島章裕

社会人1年目から通販会社の苦情係として1日200件以上の苦情対応を経験。その後転職し、広告会社に入社、企画部へ。ひたすら企画書を作成し、プレゼン(コンペ)、新規顧客の獲得の日々を3年続ける。この時、「企画料」は値引き対象になることに疑問を抱き、「企画専業」会社で起業する。創業(2001年)から一貫して「企画で飯を食う」「手数料・マージン商売はしない」「自社にしかできない仕事しか受けない」をポリシーに新しい価値を生み出す企業として現在に至る。新サービス・新規事業を企画立案し、立ち上げ、販促(集客)、収益化を得意とする。2003年から1日1企画のメルマガ 「企画生ノート」を平日日刊で続け、現在も継続中。20業種以上の企業と新規事業、新商品開発、販売促進などの企画立案に携わり、自らも新規事業を立ち上げ、成功も失敗も繰り返した経験を持つ。上場企業から中小企業、経済団体など講演・セミナー回数も500回を超え、ワークショップ中心の飽きさせないセミナーには定評がある。

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