▼「ビジネス客戻っても7割」新幹線 魚も会議もお客様|第85回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2022年01月10日
【本日のINDEX】
01:17|1 今朝一面記事|「ビジネス客戻っても7割」新幹線 魚も会議もお客様
10:05|2 注目した記事|タイの銀行が手掛ける料理アプリが人気 理由はビジネスモデルの違い!?
14:10|3 新規ビジネス|新幹線のビジネス客を補う「シン・ビジネス客」を狙う!
<本日の前説|YouTube>
▼今朝の日経MJの一面は「新幹線」です。
JR旅客6社が発表した年末年始の利用者数(新幹線・在来特急)は、コロナ前の75%の水準です。
前年よりは2.5倍と回復したものの、以前需要回復には程遠い状況です。
そのため、「鉄道収入全体はコロナ前の9割を前提に考える。新幹線や特急のビジネス利用はコロナ前の7割程度しか戻らないだろう」とJR東日本は話しています。
ビジネス利用が回復しない理由の一つに在宅勤務やオンライン会議の定着が挙げられます。
実際私も打ち合わせの多くをオンラインでしており、低コストと利便性を経験してしまうとこの流れは変えずらいと考えます。
しかし、空気を運んでいるわけにはいきません。
そこで、貨物輸送の拡充を進めています。
新幹線で鮮魚を運ぶ。
そのメリットは?
速く、定時に届く。輸送中の振動が少なく、痛みにくい、など、トラックや空輸よりメリットがありますが、荷物の積み下ろし用に駅・車両ができていないため、今後の整備が課題です。
今朝の「新規ビジネス」は、新幹線をテーマに考えました。
新幹線のビジネス客を補う「シン・ビジネス客」を狙う!
ぜひ、最後までご覧ください。
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▼次は、個人的に注目した記事をご紹介します。今朝は「タイの銀行の副業」についてです。
タイの金融大手、サイアム商業銀行が手掛ける料理宅配アプリが好調だそうです。
1年程度で利用者数230万人を突破し、競合アプリからシャアを奪っています。
好調の理由は、加盟レストランから販売手数料を取らないため、レストラン側もこのアプリの利用者には割引率を高くしているから。
なぜ、販売手数料を取らないのか?
それは本業である銀行業務に連動しており、レストランへの融資などの金融サービスや広告料で収益を得ているからです。
日本で同様のビジネスができるかはわかりませんが、このビジネスモデルは淘汰が進む地銀の生き残り策のヒントになるのではないか。
利用者の利便性を高めるサービスを提供しつつ、本業である金融サービスに結びつける。
金から金を生み出すのではなく、稼ぐサービスに投資して儲かったお金を運用するビジネスモデルこそ、銀行本来の業務であってほしい。
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▼今回の新規ビジネスの3分プレゼンのテーマは「新幹線のシン・ビジネス客」です。
「ビジネス客は戻って7割」と言われています。
では足りない3割はどうすべきか?
国内旅行やインバウンドの観光は水物で、再び感染拡大が始まれば需要は消滅します。
そこでやはりビジネスに絡めた需要を開拓する必要があります。
「人手不足」「高齢者の労働活用」「一次産業の活性化」をテーマに新規ビジネスを考えてみました。
ぜひ、動画をご覧ください。
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