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ヤオコー・イオン「スーパー、データで七変化」|第21回 今朝に日経MJで新規ビジネスを考えてみた|2021年8月9日

<本日の前説|YouTube>

おはようございます。今朝は台風の影響で出勤時間が遅くなり、配信時間を9時に変更して生配信いたしました。

早速、今朝の日経MJのトップ記事をご紹介します。

スーパー各社が顧客データを活用して、地域密着の店づくりを進めようとしています。記事の中では、「ヤオコー」の事例が紹介されています。

「休日の午前中は食にこだわりを持つ人をターゲットにした商品を増やしている」「午後から夕方に手料理をしたりする顧客が多くなるので、買いやすい単価で料理しやすい商品を拡充する」など分析をして、約20種類のタイプに分けているそうです。例えば、「時短ですぐに食べられる食事を好むタイプ」「素材から手料理することを好むタイプ」など。

今後さまざまなソフトが開発提供されていく中で、企業としての差別化は、ヤオコーのように独自の顧客区分になりそうです。その点についてコメントいたしました。

個人的に注目した記事を2つご紹介します。

その一つが、神田昌典氏の連載記事です。記事の中では、埼玉県のビジネスホテルの新規事業について紹介されています。私が注目したのは、「一夜にして新しい事業を生み出せるようになったわけではない。さまざまな挑戦の積み重ねてきた」という点。ここがとても重要。新規事業は試行錯誤の連続であり、常にトライ&エラーを繰り返しているのです。

そういう企業が強い企業であり、生き残っていくのです。もっと言えば、アイデアも社員から出すこと。自分が出したアイデアが形になるだけでも社員は嬉しいし、やる気が違ってきます。

二つ目は、ぴあが「ワクチン予約システム」を稼働させたという記事。まさにこれこそ、自社の強みを活かして社会貢献する見本となる事例。採用した金沢市の担当者は「住民にとって使いやすく、混乱の少ないものを選んだ」そうで、まさに英断! 長年培ったチケット販売のノウハウは伊達ではない。

最後は新規ビジネスの5分間プレゼンです。

今回のネタはセルフリノベーション」について。記事の中でとても注目した一文をご紹介します。

「セルフイノベーションを体験した顧客は、職人の技術力の高さを目の当たりして、値下げ交渉をしなくなる。適正価格での取引となるので、満足度の高いサービスをお客様に提供できる好循環が生まれる」

いかがですか? もし、値下げ交渉をされて困っているという企業がいましたら、ぜひ参考にしてください。この価格が適正であることを示すことも企業の重要な役割です。ちなみに新規ビジネスの視点はこれとは違います。

では、ぜひぜひ、ご覧ください!

小島章裕

小島章裕

社会人1年目から通販会社の苦情係として1日200件以上の苦情対応を経験。その後転職し、広告会社に入社、企画部へ。ひたすら企画書を作成し、プレゼン(コンペ)、新規顧客の獲得の日々を3年続ける。この時、「企画料」は値引き対象になることに疑問を抱き、「企画専業」会社で起業する。創業(2001年)から一貫して「企画で飯を食う」「手数料・マージン商売はしない」「自社にしかできない仕事しか受けない」をポリシーに新しい価値を生み出す企業として現在に至る。新サービス・新規事業を企画立案し、立ち上げ、販促(集客)、収益化を得意とする。2003年から1日1企画のメルマガ 「企画生ノート」を平日日刊で続け、現在も継続中。20業種以上の企業と新規事業、新商品開発、販売促進などの企画立案に携わり、自らも新規事業を立ち上げ、成功も失敗も繰り返した経験を持つ。上場企業から中小企業、経済団体など講演・セミナー回数も500回を超え、ワークショップ中心の飽きさせないセミナーには定評がある。

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