食品値上げは「強い順」価格の行方 ブランド力で格差|第109回今朝の日経MJで新規ビジネスを考えてみた(名古屋錦2丁目/長者町スタジオ)|2022年03月07日
【本日のINDEX】
【1】今朝一面記事|食品値上げは「強い順」価格の行方 ブランド力で格差
【2】注目した記事|
【3】新規ビジネス|
<本日のタイムテーブル|YouTube>
▼今朝の日経MJの一面は「値上げ」についてです。
2021年から続く原材料高などに伴う食品メーカーの値上げが続いています。
小売の現場では、有力ブランド商品を中心にコスト上昇分の価格転嫁が進んでいますが、逆に中小メーカーは苦慮しています。
中小企業庁の調査によるとコスト上昇分を価格転嫁できた割合は、7〜10割の価格転嫁できた割合が40数%です。それ以外の企業は転嫁できず、自社の利益を減らしています。
私自身、スーパーへ毎週末買い物へ行きますが、豆腐、納豆、油揚げ、ちくわ、ハムなど、行けば必ず買う部類の商品はほとんどがPB商品化しています。
記事中には「消費者の価格志向は根強い」と紹介されていますが、価格志向や節約志向というよりフードロス的な「無駄な物は買わない」という考えが今後、より浸透してくると予想します。
そのため、厳しい言い方をしますが中小メーカーには「消費者に選ばれる商品」を開発するしか生き残る戦略はありません。
そのために経営者の頭脳にだけ頼らず、社員やスタッフを巻き込んで情報収集と企画へ舵を切るべきです。
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▼次は、個人的に注目した記事をご紹介します。今回は「豚骨燃料」についてです。
豚骨燃料って何?
なんと豚骨ラーメンの残り汁からバイオディーゼル燃料を作った運送会社があるのです。
豚骨といえば福岡、そう福岡の運送会社です。
経営者の西田社長はサトウキビからバイオ燃料が作れる話を聞いてこの事業を思いついたそうです。
普段から「何かしたい」という思考をしているからこそ、この発想が思いついたのであり、さらに行動力と粘り強い実現力が素晴らしいです!
しかも、飲食店から無料で「豚骨ラーメンの残り汁」を回収して、自社のトラックの半数以上がバイオ燃料で走っており、さらにこの運送会社と取引をしたら、「脱炭素に取り組んでいる」企業とアピールできるそうで、新規取引が相次いでいるそうです。
まさに経営者の鑑ですね。
中小企業の強みは、思いついたことをすぐに実現できること。
ぜひ、中小企業の経営者の皆さん、今こそ、挑戦しましょう!
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▼今回の新規ビジネスの3分プレゼンのテーマは「野菜ジュース」です。
野菜ジュースの売れ行きが好調です。コロナ下でビジネス街のコンビニなどの販売量は減っていますが、郊外スーパーや量販店での大容量のペットボトルやネット通販での紙パックのまとめ買いが増えているそうです。
個人買いだけでなく、家族の健康管理という視点でも購入されているようです。
そこで、「野菜ジュース」をテーマに今回は新規ビジネスを考えてみました。
小売の最前線である食品スーパーに向けてプレゼンいたします!
ぜひ、動画をご覧ください。
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