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n214_【老舗の逆襲】黒板メーカーがDXで大変身!? 新規事業のヒントはココにあった!

『みんなの企画部』!アイデアの破壊力で今を変える! ウィッテムのエリーです。 この番組は、経営者の皆さんが、日々のビジネスの中で新しいアイデアの種を見つけ、新規事業を開発したくなるような情報をお届けする番組です。

さて、今日は先日見つけた興味深い記事から、新規事業のヒントを探っていきましょう。 福島県会津若松市にある、創業100年を超える老舗の黒板メーカー「サカワ」さんのお話です。

皆さんの会社にも、長年続けてきた主力事業や、当たり前になっている技術ってありますよね? サカワさんは、学校で使われる黒板を作ってきた会社なんですが、ご存知の通り、今は学校現場もどんどんデジタル化が進んでいますよね。紙の教科書がタブレットになったり。

そんな時代の変化を受けて、サカワさんは、なんとこれまでの黒板づくりの技術と、プロジェクターなどのデジタル技術を融合させた、新しい黒板を開発したそうなんです。 ただの電子黒板とは違って、これまで通りチョークで書き込むこともできる黒板に、映像を直接映し出せる。まさに、アナログとデジタルのいいとこ取りですよね。

この記事を読んで、私が経営者の皆さんに「これは新規事業開発の参考にできる!」と感じたポイントが3つあります。

1つ目は、「既存事業と新しい技術の組み合わせ」です。サカワさんのように、自社が長年培ってきた技術や強みを見つめ直し、そこに今の時代の技術を掛け合わせることで、全く新しい価値が生まれる可能性があります。

2つ目は、「市場の変化への適応」です。少子化やICT化といった外部の変化をピンチと捉えるだけでなく、むしろ新しいチャンスと捉えて、積極的に変化に対応する製品やサービスを生み出す視点が大切ですね。

そして3つ目は、「お客さんの本当のニーズを深く知ること」。学校の先生が授業で本当に困っていること、もっとこうなったらいいな、という声をしっかり捉えて、それを解決する製品を開発したからこそ、サカワさんの新しい黒板は注目されているんだと思います。

もちろん、新しい挑戦には課題もあります。 例えば、新しい技術を使った製品は、どうしてもコストが高くなりがちです。どうやって導入してもらうか、普及させるかは大きな課題ですよね。 また、使う側のスキル、今回の例で言えば先生たちが使いこなせるか、という点や、同じような製品を出してくるライバル企業とどう差別化していくか、といった点も考えなくてはいけません。

さて、ここでリスナーの皆さんに、アイデア発想の種になるような質問を投げかけてみたいと思います!

1つ目。皆さんの業界の、昔ながらの製品やサービスに、最新のデジタル技術を組み合わせたら、どんな新しい価値を提供できるでしょうか?

2つ目。教育現場や医療現場など、特定の業界には、まだまだアナログの良さと、デジタル化されていない不便さが混在していますよね。その両方の良いところを活かせる新しいツールやシステムって、どんなものが考えられるでしょうか?

3つ目。皆さんの身の回りにある、黒板や机のような当たり前のモノに、もしIoTやセンサー技術を組み込んだら…どんな面白いことができるようになると思いますか?

ぜひ、皆さんの会社の状況に置き換えて、考えてみてください。

今日のサカワさんの事例から、私たち経営者がすぐにできるアクションは、 「自社の『当たり前』を見直し、異分野の技術やトレンドと掛け合わせられないか考えてみること」 ではないでしょうか。

まずは、自社の技術やノウハウを改めて整理して、今どんな技術が注目されているのか、情報収集から始めてみるのはいかがでしょう。

ということで、今日の『みんなの企画部』はここまで。 あなたのアイデアが、未来を変えるかもしれません。 お相手は、ウィッテムのエリーでした。それでは、また次回!

#アナログとデジタル
#サカワ
#ワイード

小島章裕

自称「ストリートプランナー」。強みは、机上の空論ではなく、現場に深く入り込み、経営者の皆様と共に汗を流しながら事業を創り上げていく伴走型のスタイルです。顧客視点に立った独自のアイデアは、起業前に培ったお客様相談の経験から生まれました。

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