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【第二部】 早起きは「パートナー」がいればうまくいく!〜1日の生産性を最大化する朝の習慣〜

「経営者のための夜明けの戦略会議」。ウィッテムの企画参謀の小島です。

前回の放送では、早朝が新規事業を考えるための「魔法の時間」である科学的な根拠についてお話ししました。クリアな前頭前野と、活発なデフォルトモード・ネットワーク。この二つが、あなたの創造性を最大限に引き出してくれる、と。

しかし、こんな声が聞こえてきそうです。「理論は分かった。でも、早起きだけはどうしても苦手なんだ…」と。その気持ち、痛いほど分かります。一人で高い目標を掲げても、三日坊主で終わってしまうことは少なくありません。

そこで今日のテーマは、「早起きは『パートナー』がいればうまくいく!〜1日の生産性を最大化する朝の習慣〜」です。

皆さんは「アカウンタビリティ・パートナー」という言葉をご存知でしょうか。これは、目標達成のために、互いの進捗を報告し、責任を共有するパートナーのことです。この存在が、早起きという習慣を継続させる上で、絶大な効果を発揮します。

例えば、共同経営者や信頼する役員と、「毎朝6時にオンラインで集合し、30分だけ新規事業の壁打ちをする」というルールを決める。あるいは、経営者仲間とチャットグループを作り、起きたら必ず「おはよう!」と報告し合う。たったそれだけです。

なぜこれほど効果があるのか?それは、「ピアプレッシャー(仲間からの圧力)」「コミットメント(公約)」の力が働くからです。「相手も起きているのに、自分だけ寝坊するわけにはいかない」という良い意味でのプレッシャーが、自分の中の甘えを断ち切ってくれます。これは、一人で目覚まし時計と格闘するのとは、全く質の違うモチベーションになります。パートナーは、奥様やご主人でも素晴らしい効果を発揮するでしょう。

そして、こうして早朝の時間を確保できると、素晴らしい副産物が手に入ります。それが、「1日の業務効率の劇的な向上」です。

これにも科学的な根拠があります。人間の「意思決定力」や「集中力」は、朝が最も高く、時間と共に消耗していくことが分かっています。心理学で「自我消耗」と呼ばれる現象です。

多くの経営者は、朝出社してから、大量のメール処理や緊急性の高いトラブル対応に追われ、最も貴重な「脳のゴールデンタイム」を消費してしまいます。そして、いざ重要な戦略決定をしようとする午後には、脳はすでに「意思決定疲れ」を起こしているのです。

しかし、早朝に最も重要で創造的なタスク、つまり「新規事業の構想」を済ませておけばどうでしょう? 脳が最もパワフルな時間帯を、会社の未来を創るという最重要課題に使うことができます。そして、その後の日中の業務は、いわば“ウィニングラン”。頭がクリアなうちに難しい判断を終えているため、残りのタスクも驚くほどスムーズに進んでいくのです。

パートナーと共に早起きを成功させ、1日の主導権を握る。ぜひ、試してみませんか?

さて、この早朝の習慣は、ビジネスだけでなく、あなたの人生そのものを豊かにしてくれます。次回は最終回。早朝習慣がもたらす、健康面でのメリットと、人生を好転させる力についてお話しします。

もし、「経営者のための夜明けの戦略会議」について、ご興味のある経営者の方は、メッセージをお送りください。早朝にお会いしましょう。お相手は、ウィッテムの企画参謀の小島

でした。

#経営者のための夜明けの戦略会議 #朝活 #新規事業 #生産性向上 #働き方改革

小島章裕

元・苦情係の社長参謀、企画力が強み。創業2001年、事業開発で企業を強くする会社を経営。毎日200件のクレーム対応で培った顧客目線を武器に、経営者の右腕、現場の伴走者として事業開発と組織変革を支援。お客様の痛みを知るからこそ、血の通った戦略で貴社の挑戦を支援します。趣味はウルトラマラソン&トレイルラン。

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