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p52_ペットとの旅行、もう諦めないで。愛犬家が考えた「駅ナカ・ペットホテル」という最高すぎる解決策。

時刻は夜10時をまわりました。 アイデアの破壊力で今を変える。経営者のための情報番組「深夜の創造しい会」。 パーソナリティのウィッテムのエリーです。

今夜も、あなたのビジネスの種になるかもしれない、一つの物語から始めましょう。

主人公は、都心で働く佐藤さん。彼の最大の癒やしは、愛犬の柴犬「コタロウ」です。週末はいつも一緒ですが、一つだけ悩みがありました。旅行好きの佐藤さんですが、コタロウと泊まれる宿は限られ、一緒に入れる観光施設も少ないのです。「コタロウを置いていくのは寂しい。でも、たまには温泉旅館でゆっくりしたい…」そんな小さなジレンマを抱えていました。

ある夜、佐藤さんは夢想します。 「もし、旅先の駅に、最高のペットホテルがあったなら…」

この「もしも」が、今夜のビジネスアイデアです。

日中は、コタロウと一緒に高原のドッグランを駆け回り、美しい湖のほとりを散歩する。そして夕方、ターミナル駅に到着したら、コタロウを駅ナカの清潔で快適なペットホテルにチェックインさせます。獣医師が待機し、一頭一頭に合わせたケアをしてくれる、安心のホテルです。

その足で、佐藤さんは今まで諦めていた駅前の高級旅館へ。地元の食材をふんだんに使った会席料理に舌鼓を打ち、誰にも気兼ねなく露天風呂を楽しみます。

翌朝、旅館をチェックアウトした後、駅で元気いっぱいのコタロウと再会。「おはよう!」と尻尾を振るコタロウを連れて、また次の目的地へと旅を続けるのです。重たいケージは、駅のレンタルサービスを利用すれば手ぶらで移動できます。

経営者の皆さん、お気づきでしょうか。 このアイデアは、ペットを飼う全ての旅行好きが抱える「罪悪感」や「諦め」を、「最高の体験」へと転換させる力を持っています。これは、ペットツーリズムという成長市場に眠る、巨大なニーズを掘り起こす一手です。駅周辺の宿泊施設や飲食店とも連携すれば、地域全体を潤すエコシステムを構築できるかもしれません。

あなたの周りにある小さな「もしも」。そこにこそ、世界を変えるアイデアが眠っているのです。

それではまた、この時間にお会いしましょう。おやすみなさい。

#ペットツーリズム #観光DX #深夜の創造しい会 #駅ナカペットホテル

小島章裕

元・苦情係の企画参謀、発想力が強み。お客様の「なぜ?」を事業の未来に変えます。毎日200件のクレーム対応で培った顧客目線を武器に、経営者の右腕、現場の伴走者として事業開発と組織変革を支援。お客様の痛みを知るからこそ、血の通った戦略で貴社の挑戦を成功に導きます。趣味はウルトラマラソン&トレイルラン。

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