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p57_【赤字路線が親子の楽園に】あるパパ社員の「わが子の笑顔」から生まれた奇跡の企画『キッズ・トレイン』誕生物語

時刻は夜10時を回りました。 アイデアの破壊力で、今を変える。 「深夜の創造しい会」

こんばんは。パーソナリティのウィッテムのエリーです。 今夜も、あなたのビジネスを覚醒させる、創造しいアイデアの種をお届けします。

さて、今夜の物語の主人公は、とある地方鉄道の企画部に勤める、高橋さん。 彼には3歳になる息子がいます。

夏の猛暑日、外で遊びたがる息子と、家の中で途方に暮れる妻。 その光景は、彼にとって夏の日常でした。 同時に、彼の頭を悩ませていたのが、会社の経営課題。 「平日の昼間、利用客の少ない車両をどう活用するか」

ある休日、息子を連れて電車に乗った時のことです。 走る車窓からの景色に、息子は目を輝かせ、飽きることなく歓声を上げていました。 その姿を見て、高橋さんはハッとします。 「そうか、この移動空間そのものが、子どもにとっては最高の遊び場になるんじゃないか?」

彼の個人的な悩みと、会社の課題が、一本の線で繋がった瞬間でした。

ここから生まれたのが、「キッズ・トレイン」という事業アイデアです。 平日の昼間、空いている車両を1つ、まるごと「親子専用のプレイスペース」として開放するのです。

A駅からB駅までの30分間、子どもたちは車内で自由に遊んでよし、騒いでもよし。 もちろん保護者同伴です。 B駅に着いたら、駅ナカの飲食店と提携した特別ルームでランチ。 帰りも「キッズ・トレイン」で安心して帰路につく。 料金は、往復運賃と昼食代のみ。

経営者の皆さま、このアイデアのどこに「破壊力」があると思われますか?

これは単なる親子向けイベントではありません。 「移動手段」という鉄道の常識を、「体験型エンターテイメント空間」へと転換させる試みです。 平日の遊休資産を収益化し、駅ナカ施設の活性化にも繋がる。 そして何より、この体験は子どもたちの心に深く刻まれ、未来の鉄道ファンを育てるという、長期的な投資になるのです。

子育てという社会課題に寄り添い、自社の資産を新たな価値に変える。 あなたの会社の「当たり前」の中にも、まだ見ぬビジネスチャンスが眠っているのかもしれません。

「深夜の創造しい会」、今夜はここまで。 お相手は、ウィッテムのエリーでした。 それでは、またこの時間にお耳にかかりましょう。

#キッズトレイン #子連れお出かけ #子鉄 #ワンオペ育児

小島章裕

元・苦情係の企画参謀、発想力が強み。お客様の「なぜ?」を事業の未来に変えます。毎日200件のクレーム対応で培った顧客目線を武器に、経営者の右腕、現場の伴走者として事業開発と組織変革を支援。お客様の痛みを知るからこそ、血の通った戦略で貴社の挑戦を成功に導きます。趣味はウルトラマラソン&トレイルラン。

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