vol.001_3つのタイプの人間がいる|企画部設計士.tv|社員がアイデアを出す企業が最強!

企業には3つのタイプの人間が必要|企画部設計士

こんにちわ、企画参謀の小島です。私は20代で苦情係を経験して、中小企業を三社渡り歩き、社外企画部として起業して20年、企画参謀をして気づいたことがあります。それは中小企業にこそ「企画部(アイデア発想力)」を創るべきです。

身軽で小回りが効く中小企業に「企画部(アイデア発想力)」があれば、どんな困難も乗り越えられる「最強の企業」になり得ます。そこで、この番組では「企画部設計士」として、企画部の作り方を3分間でご紹介していきます。

今回は企画部を作るにあたり、一番最初に知っておいてほしい事をお話しします。

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企業には3つのタイプの人間が必要ということです。
では、3分間お付き合いください。

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一人目はアイデアを考える人
二人目は考えたアイデアを売って稼ぐ人
三人目はその売り方を広める人

コンビニを例に考えると、売れる商品を考える人、商品が売れる店を作る人、売れる店をフランチャイズで広める人。3つのタイプは、どれも得て増えてがあり、考える人はゼロから1を生み出すのが得意だが稼ぐのが下手。稼ぐ人はお金への嗅覚が優れているが一人で暴走する可能性があり、広める人は大儲けする可能性があるが一人では何もできない人。私の経験上、兼務できる人はいません。それぞれ人には役割があり、それをまっとうしてこそ、能力を発揮し、幸せに働けます。

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理想は企業の中に3タイプの人がそれぞれいて、考えて商品・サービスを生み出し、それを販売して稼ぎ、その稼ぎ方をネットで広めたり、チェーン展開して企業として安定成長することです。(混沌として先が読めない時代だからこそ、企業の大小にかかわらず生み出す能力を持って自立する必要があり、下請けや受注産業では生き残れません)そのため、考える人、稼ぐ人は社員に任せ、経営者は広めることに集中して会社を力強く大きくすることがベストだと考えます。これが私が「社員がアイデアを出す企業が最強」という理由の一つです。

社員が10人以上いる経営者は、そろそろ何でもやってしまう自分から次のステップへ行くべきです。

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現実的な話として、世の中が複雑化してなおかつますます細分化していく中で、経営者一人の知識や経験だけで乗り切ろうとするのは、荒れた海を手漕ぎボートで挑むようなものです。