
第二部のポイント
- 成功者の「運が良かった」の正体
- 完璧な計画より、まず市場に出す
- 必要なのは「100回失敗できる仕組み」
おはようございます。時刻は朝の6時を回りました。 ビジネスの夜明けを告げる「夜明けの戦略会議」。 パーソナリティーの小島です。
前回の放送では、「商売における起死回生という考え方の危険性」についてお話ししました。 メディアが報じるV字回復のストーリーは、数ある挑戦の中の、たった一つの成功を切り取ったものに過ぎない、という話でしたね。
さて、本日はその続きです。 テーマは「成功の裏にある、挑戦の仕組み」について。
よく、成功した経営者がインタビューで「本当に運が良かっただけですよ」と謙遜しているのを聞きます。 あれは、単なる謙遜なのでしょうか。 私は、半分は本心だと考えています。
なぜなら、彼らは一つの事業に全てを賭けていたわけではないからです。 常に複数の挑戦を、同時並行で走らせている。 だから、世の中の風向きや顧客の反応といった、様々な要因が複雑に絡み合って、 結果的に一つの事業が大きく花開いた時、 「どの施策が本当に効いたのか、正確には分からない」というのが本音なんです。 だから、「運が良かった」と表現するのです。
本当に新規事業を成功させる企業は、このことをよく理解しています。 彼らは、完璧な計画を立てて、満を持して事業をスタートさせる、という発想を持っていません。 まず、世の中の流れを読み、不完全な状態でも、とりあえず市場に製品やサービスを投入してみる。 そして、お客様のリアルな反応を見るんです。
そこから得たフィードバックを元に、改良を重ねて、事業を磨き上げていく。 この「場数」こそが、企業の経験値として蓄積されていきます。
つまり、彼らには「100回失敗できる環境」があるのです。 もちろん、一回の失敗で会社が傾くような、大きな失敗はしません。 会社が潰れない程度の、計算された小さな失敗を、恐れずに繰り返している。 この、失敗を許容し、学びへと変える仕組みこそが、成功の源泉なんです。
あなたの会社には、この「挑戦の仕組み」がありますか? 大きな成功だけを求め、小さな失敗を許さない文化になっていませんか?
さて、次回は最終回。 ではなぜ、頭のいい人たちが集まる大企業ほど、この仕組みが作れず、 新規事業に失敗してしまうのか。 その構造的な問題に、切り込んでいきたいと思います。
それでは、本日も良い一日を。 「夜明けの戦略会議」、お相手は社長参謀の小島でした。
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