どん底からの逆転劇。苦情係が育てた、顧客目線のプロ
「なぜ私が…」と自問自答しながらも、私は一件一件のお客様の声に真摯に耳を傾け、丁寧な対応を心がけました。しかし、膨大な件数を処理する中で、再びご迷惑をおかけしてしまうこともありました。その際、お客様から名指しで厳しいお叱りを受けたことは、お客様の立場に立てば当然のことであり、深く反省いたしました。このような日々が、社会人二年目まで続きました。
その後、様々な経験を経て、私は企画マンとして起業いたしました。苦情対応で培ったお客様目線と、組織の変革に対する信念は、現在の私の活動の礎となっています。お客様の声に真摯に耳を傾け、常に改善を追求する姿勢は、私が経営者として最も大切にしていることです。