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210_目標達成率が爆上がり!スタンプカード実験で判明した「やる気を引き出す心理学」【みんなの企画部】

みんなさん、こんにちは!「みんなの企画部」、パーソナリティのウィッテムのエリーです。

この番組は「アイデアの破壊力で今を変える」をテーマに、経営者の皆さんが思わず新規事業を開発したくなるような、そんな情報のヒントをお届けしていきます。

さて、皆さんは目標達成に向けて、あとどれくらいかな、と感じることはありますか?この「あとどれくらいかな」という感覚が、実は私たちのモチベーションに大きな影響を与えるという興味深いお話をご紹介したいと思います。

ある研究で、コーヒーショップのスタンプカードを使った実験が行われました。スタンプが全部たまると、コーヒーが一杯無料になるというものです。

カードには2つのパターンがありました。

Aパターンは、コーヒーを10杯飲むと一杯無料。スタンプは0個の状態からスタートです。

そしてBパターンは、コーヒーを12杯飲むと一杯無料なのですが、最初から2個のスタンプが押してある状態で渡されます。つまり、実際にはAパターンと同じ10杯飲む必要があるんですね。

さて、この実験の結果はどうなったと思いますか?

なんと、Bパターンのスタンプカードを渡された人たちのほうが、Aパターンの人たちよりも圧倒的に多くの人がスタンプをためて、無料コーヒーを手に入れたそうなんです。

なぜこのような差が出たのでしょう?

Bパターンでは、すでに2個のスタンプが押されていることで、「もうここまで進んでいるぞ」という感覚が生まれます。ゴールまでまだ遠いと感じるよりも、すでに少しでも前に進んでいると感じる方が、「あと少し頑張ろう!」という気持ちになりやすいんですね。

これは、私たちの心理に深く関わるものです。ゴールまでの距離を意識する時に、「どれくらい遠いか」ではなく、「どれくらい近いか」に焦点を当てることで、モチベーションがぐっと上がるんです。

この考え方、新規事業の開発にも応用できそうですよね。大きな目標を立てたとき、ただ「大変そうだ」「遠い道のりだ」と思うのではなく、小さなステップを設定して、それぞれのステップをクリアするたびに「もうここまで来た!」と実感できるようにする。

あるいは、お客様やチームのメンバーに対して、達成してほしいゴールの手前に、あえて「ここまではもう達成済みです」と感じられるような仕掛けを用意するのもいいかもしれません。

例えば、お客様向けのポイントプログラムで、最初からボーナスポイントを付与したり、新しくプロジェクトを始める時に、最初の簡単なタスクを先に終わらせてからメンバーに共有したり。

「まだこんなにたくさんやらなきゃいけないのか」ではなく、「お、結構進んでるぞ!」と感じてもらうことが、成功への鍵になるのかもしれませんね。

アイデアの破壊力は、難しく考えることだけではありません。人の心理を理解し、ちょっとした工夫をすることで、今ある状況を大きく変えることもできるんです。

今日の放送が、皆さんのビジネスを前進させるヒントになれば嬉しいです。

それでは、また次回の「みんなの企画部」でお会いしましょう。ウィッテムのエリーでした!

小島章裕

元・苦情係の社長参謀、企画力が強み。創業2001年、事業開発で企業を強くする会社を経営。毎日200件のクレーム対応で培った顧客目線を武器に、経営者の右腕、現場の伴走者として事業開発と組織変革を支援。お客様の痛みを知るからこそ、血の通った戦略で貴社の挑戦を支援します。趣味はウルトラマラソン&トレイルラン。

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