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【経営者必読】手数料3割のスポットワーカーはもう古い。 “元バイト”が「即戦力」に変わる「人材プール」ビジネスの作り

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御社の「人手不足」、いつまで「手数料3割」のスポットワーク仲介アプリに依存し続けますか?

「明日、1人だけ足りない」 そのために、誰が来るかわからない人材を高い手数料で雇い、その都度ゼロから仕事を教える。

現場は疲弊し、利益は手数料に消えていく。 もう、この「自転車操業」のような採用から抜け出しませんか?

実は今、この構造を根本から破壊する、ある「シンプルな仕組み」が急速に広がっています。

それは、御社を一度辞めた、あの「優秀だった元バイト」や「円満退職したベテラン社員」と繋がり続け、”1日単位”で復職してもらう仕組み。

いわば、自社専用の「人材プール」です。

一見、地味に見えるこの仕組みが、なぜ今、採用のゲームチェンジャーとなり、さらには「新規事業のタネ」にまでなっているのか。

今日は、あなたの会社の「休眠資産」を「即戦力」に変える、この新しいビジネスモデルについて深掘りします。

■「手数料8000万円削減」の衝撃

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先日、衝撃的な記事が報じられました。(2025年11月12日付 日経MJより)

ツナググループ・ホールディングスが提供を始めた「アルムニア」という人材管理システム。これは、企業が自社の「元従業員」と繋がり続け、1日単位で復職オファーを出せるようにするものです。

驚くべきはその圧倒的なコストメリット

従来のスポットワーク仲介アプリの手数料は、日当の「3割前後」が相場です。 しかし、この自社プール経由なら、手数料は1回わずか「450円」

記事によれば、ある導入企業では、なんと「年間8000万円」もの手数料削減が見込めたというのです。

8000万円。 これはもう、単なるコスト削減ではなく、新たな投資原資を生み出すに等しいインパクトです。

■コストより重要な「もう一つの価値」

しかし、経営者であるあなたにとって、重要なのはコストだけではないはず。 むしろ、こちらの価値の方が本質的でしょう。

それは「人材の質」の担保です。

仲介アプリで初めて会う人に、どこまで仕事を任せられますか? 一方で、自社の「元従業員」ならどうでしょう。

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  • 面接・選考は「合格済み」
  • 仕事の勝手は「経験済み」
  • 研修コストは「ほぼゼロ」

コールセンター運営のビーウィズは、この仕組みを自社開発までしていますが、そのメリットを「トラブルが少ない」と断言しています。

現場のストレスを減らし、サービスの質を維持できる。 これこそ、経営者が真っ先に手に入れるべき価値ではないでしょうか。

■【本題】あなたの会社ならどう活かすか?「3つの新規事業」のヒント

さて、ここからが本番です。 この「人材プール」という仕組みを、あなたの会社ならどう活かしますか?

単なる「自社の採用コスト削減」で終わらせては、あまりにもったいない。 ここには、3つの「新規事業」のタネが眠っています。

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ヒント1:「技術継承」特化型プール(自社の課題解決)

まず、対象を「アルバイト」に限定する必要はありません。

御社に、定年退職した「ベテラン技術者」はいませんか? 彼らの頭の中にあるノウハウや勘所は、まさに「歩く経営資産」です。

このベテラン層を「技術顧問プール」としてデータベース化し、 「月2回だけ、若手のOJTのために1日復職」 「新プロジェクトの壁打ち相手として、3時間だけオンライン参加」 といった、柔軟な活用を可能にする。

これは、コストのかかる「技術継承」という重い経営課題を解決する、立派な「社内事業」です。

ヒント2:「業界シェアリング」プール(水平展開)

記事では、イオンモールが商業施設内の「専門店同士」で人材を融通し合う実験を始めています。

これを、あなたの業界に応用するのです。

例えば、

  • 飲食業界:「飲食店組合」で、繁忙期が異なる店舗同士が「元バイト」をシェアする。
  • 介護業界:「特定エリア」の複数施設で、資格を持つ「元・介護士」を共同でプールする。
  • 物流業界:「同業のFC(フランチャイズチェーン)同士」で、ドライバー経験者を融通し合う。

あなたの会社が音頭を取り、この「業界共通の人材プール」というインフラ事業を立ち上げる。 業界全体の「人手不足の波」を乗り越えるプラットフォーマーになれるチャンスです。

ヒント3:「特化型プラットフォーム」事業(垂直展開)

さらに一歩踏み込みましょう。 この「元従業員プール」の仕組み自体を、あなたの「本業」にする発想です。

コールセンターの会社が「自社開発」したように、もし御社が特定の業界(例えば、建設、美容、アパレルなど)の「不(=不満、不便、不足)」を深く理解しているなら…

その「業界に特化」した復職プラットフォームを開発し、他社にSaaSとして提供するのです。

  • 「元・美容師」専用の復職マッチング
  • 「元・施工管理者」専用の短期プロジェクト復帰システム

なぜ、これがITベンチャーではなく、あなたの会社がやるべきなのか? それは、あなたが現場の「本当に欲しい人材プロファイル」と「働き手のリアルな事情」を知り尽くしているからです。

テクノロジー(仕組み)とリアリティ(現場感)が組み合わさった時、最強の新規事業が生まれます。

■まとめ:「縁」こそが、最強のデータベースだ

採用とは、新しく「見つける」ことだけではありません。 過去に結んだ「縁」を「再活用」する時代です。

一度は会社を離れた「卒業生」たち。 彼らは、コストのかかる「他人」ではなく、研修不要の「即戦力」。

「辞めた人」は、「コストゼロの即戦力」。 一度結んだ「縁」こそが、最強の「人材データベース」だ。

さあ、社長。 あなたの会社に眠る「卒業生名簿」という名の宝の山。 それを掘り起こし、新しいビジネスを生み出す準備はできましたか?

あなたの会社なら、どんな「人材プール」が作れそうか。 ぜひ、コメントで教えてください。


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小島章裕

元・苦情係の社長参謀、企画力が強み。創業2001年、事業開発で企業を強くする会社を経営。毎日200件のクレーム対応で培った顧客目線を武器に、経営者の右腕、現場の伴走者として事業開発と組織変革を支援。お客様の痛みを知るからこそ、血の通った戦略で貴社の挑戦を支援します。趣味はウルトラマラソン&トレイルラン。

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