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なぜ、あのサービスは「半年54万円」でもバカ売れするのか?〜 経営者が今すぐ実装すべき「指名経済」3つの新規事業ヒント〜

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「高すぎる」「競合のA社より1万円高い」 あなたは今、そんな「価格競争」に疲弊していないだろうか?

もし答えがYESなら、衝撃的な事実をお伝えしたい。

今、ある市場では、顧客が「半年で54万円強」という高額なサービスに、「迷いはなかった」と喜んでお金を払っている。

これは、インフルエンサーやクリエイターが「先生」となり、ファンに直接スキルを教える「MOSH(モッシュ)」というプラットフォームで起きている現実だ。流通額は前期比2.5倍の150億円。まさに爆発的成長だ。

「それは芸能人みたいな特別な人の話だろう」
「ウチのような中小企業には関係ない」

そう思った経営者こそ、最大のビジネスチャンスを逃している。

この現象の裏にあるのは、「モノ」や「機能」ではなく、「人」で選ぶという、消費の巨大なパラダイムシフトだ。

これを「指名経済」と呼んでいる。 今日は、この「指名経済」を、あなたの会社で「新規事業」として実装する3つの具体的なヒントを提示したい。

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急成長「MOSH」が示す、”ヒト消費”という巨大トレンド

記事によると、MOSHの成功の鍵はシンプルだ。

「憧れのあの人から、“直接”教えてもらえる」

この「体験価値」に、ファンは熱狂する。 重要なのは、MOSH代表が語る成功の条件だ。それは、フォロワー数(=企業の規模)ではない。

「専門性 × 情熱 × 顧客ファースト」

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この3つが揃えば、ファンは「あなたから買いたい」と熱望する。 記事にもあるが、「他の先生と比較されることがほとんどなく、価格競争は起きにくい」

これは、我々経営者が喉から手が出るほど欲しい「価格競争からの完全な脱却」を意味する。 これはもはや、一部のクリエイターの話ではない。すべてのビジネスに共通する「勝てる戦略」だ。

あなたの会社に「指名経済」を実装する、3つの新規事業アイデア

「ウチはBtoBの製造業だから」「インフルエンサーなんていない」…そう考えるのは早い。あなたの会社に眠っている「資産」を、今すぐ「売上」に変えるのだ。

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1. 「社内のスター」を商品化する

あなたの会社に、こんな人はいないだろうか?

  • 異常に知識が豊富な、凄腕の「技術者」
  • 顧客からの指名が絶えない、カリスマ「営業マン」
  • 誰よりも熱心に製品を語れる、ベテランの「サポート担当」

彼らこそが、あなたの会社の「インフルエンサー」だ。

今までは、彼らの「技」や「知識」は、あくまで既存の商品・サービスを売るための「裏方」だった。これを、「表」に出して「商品化」するのだ。

【新規事業のヒント】

  • 製造業:「熟練工が直接指導する、技術顧問プラン」
  • IT企業:「エースエンジニアが伴走する、特別コンサルティング」
  • 卸売業:「トップ営業マンによる、売上UPオンライン道場」

「あの人に教えてもらいたい」というニーズは、BtoBにこそ強く存在する。彼らの「専門性」と「情熱」は、立派な高単価商品になる。

2. 「社内の暗黙知」をコンテンツ化する

あなたの会社が、たとえニッチな業界でも、長年培ってきた「専門性」と「暗黙知」があるはずだ。それは、他社が喉から手が出るほど欲しい「情報資産」だ。

MOSHの記事でも「ニッチなカテゴリーでも専門性を発揮している方は、高い収益を上げられる」とある。

その「暗黙知」を、教育コンテンツやコンサルティングサービスとして切り出し、新たな収益の柱を作る。

【新規事業のヒント】

  • 建設業:「若手現場監督のための、失敗しない段取り術セミナー」
  • 食品卸:「飲食店オーナー限定、原価率を下げる仕入れの裏ワザ勉強会」
  • 人事系:「面接通過率を上げる、採用担当者向け”裏”マニュアル」

あなたの会社が「当たり前」と思っているノウハウこそが、顧客にとっては「金脈」なのだ。

3. 「社長自身」が最強のタレントであると自覚する

そして、中小企業において最強・最大のインフルエンサーは、誰あろう「社長、あなた自身」だ。

あなたの「情熱」、創業の「物語(ストーリー)」、独自の「経営哲学」。 それこそが、顧客が「価格」ではなく「あなた」を指名する最大の動機になる。

記事の中で、ある生徒は先生のことを「『推し』というよりもはや『人生の師』」とまで言っている。

社長が自らSNSやnote、YouTubeで発信する。 その「熱」が伝わったとき、顧客は「ファン」に変わる。

「この人が作った製品だから信頼できる」 「この社長の会社と取引がしたい」

社長の「発信」は、最強のマーケティングであり、採用活動であり、そして「指名」を生み出す新規事業そのものなのだ。

まとめ:「価格」で選ばれる時代は終わった

「指名経済」とは、憧れや共感、つまり「人」の魅力が最強の商品になる時代が来た、という宣言だ。

価格で選ばれるビジネスは、体力勝負の消耗戦だ。 人で選ばれるビジネスは、熱狂的なファンに支えられた「無敵の城」だ。

今日の金言はこれに尽きる。

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「価格で選ばれるな、人で選ばれろ。」

あなたの会社にも、必ず「スター」は眠っている。 それは、エース社員かもしれない。 それは、長年培った「専門性」かもしれない。 そして、何より、「あなた自身」だ。

さあ、今すぐ、あなたの会社の「スター」は誰か、考えてみてほしい。 そこから、新たな事業の芽が必ず見つかるはずだ。


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小島章裕

元・苦情係の社長参謀、企画力が強み。創業2001年、事業開発で企業を強くする会社を経営。毎日200件のクレーム対応で培った顧客目線を武器に、経営者の右腕、現場の伴走者として事業開発と組織変革を支援。お客様の痛みを知るからこそ、血の通った戦略で貴社の挑戦を支援します。趣味はウルトラマラソン&トレイルラン。

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